【宅建士】予想問題の活用の振り返り
令和3年度の宅地建物取引士試験は、コロナ影響で10月実施と12月実施の2回にわけて行われます。
私は、先日10月実施の回で受験しましたので、全体総括はまた別途まとめたいと思います。今回は直前1週間で行った予想問題の活用について振り返ります。
予想問題の活用の目的
私は、「宅建士100時間合格チャレンジ」の総仕上げとして、直前1週間にはテーマ別過去問Aランクの復習と予想問題への挑戦に取り組みました。
年度別過去問では、40点以上の点数が取れるようになっていたため、予想問題は、さらに自信をつけるために初見の問題に触れての腕試しといった意味合いで取り組みました。
難しかった予想問題
結果は、下記の表の通りで、3回チャレンジして一度も基準点に到達せず、、見事に打ちのされた感じです。1回目に解いている途中から「全体的に難しいな」と感じており、解答時間も、年度別過去問に比べて約20分かかりました。
本試験では30分時間を残して解答終了のイメージを持っていたのですが、見通しが甘かったかのかもとも思いました。
そして、リベンジすべく誤答の内容もチェックしたうえで、2回目、3回目と進みましたが、得点のレベル感は変わらず、、
完全な実力不足?取組戦略ミスか?
もしや、年度別過去問での高得点は、テーマ別過去問Aランクとのダブりのおかげで、ホントの実力はまだまだ合格レベルに到達していないのか?と不安になってしまいました。
しかし、ネットでのレビューを見ると、どうやら、予想問題は、本試験で改正点など新たな論点が出たときに「的中!」というべく、新しい問題や少し難しい問題を中心に構成されているようです。
予想問題は、新論点チェックツール
予想問題は腕試しという当初の狙いは、見誤りだったと判断し、新たな論点の抽出をするツールととらえるべきと考えました。
上記の表からも相変わらず、「法令等の制限」が弱点なのは明らかなので、直前1週間前に、論点積み増しがたくさん出現してしまい閉口しましたが、特に重要と思われる論点だけ、自分のレジュメに加えていきました。
予想問題は取り組むべきか
テーマ別過去問は、Aランク問題に徹していたので、この予想問題はかなりの苦行に感じました。しかし、改正点や統計問題のアンテナ感度を高める上でも、取り組んでおいてよかったと思います。
体感的には、直前1週間の予想問題トレーニングで、1~2点の上乗せができたのではないかと評価しています。
こうして、自信満々で受験するつもりだった宅地建物取引士試験ですが、油断大敵という緊張感をもって本試験を迎えることになりました。
本試験当日の気づきについては、あらためて総括したいと思います。