【中小企業診断士】大塚商会のオンライン理論政策更新研修の活用法
中小企業診断士は、登録更新の要件の一つとして5年間に理論政策更新研修を5回受講しなければなりません。
また、登録更新の要件を満たせず、資格の休止をした場合も、再開可能期間(15年)内の再開申請にあたっては、理論政策更新研修を5回受講することが要件の一つとなっています。
コロナ禍で外出がはばかられる中、短期間に理論政策更新研修の実績を積み上げようとするとなかなか苦労します。
そこで、約一ヶ月で理論政策更新研修を5回受けた経験を元に、そのうち3回受講した大塚商会のオンライン理論政策更新研修についてオンラインならではの活用法をまとめてみます。
これから大塚商会のオンライン理論研修を検討される方は参考にしてください。
大塚商会 オンライン理論政策更新研修の作法
- ZOOMアプリを使用して参加
- 受講日の数日前に、受講番号やZOOMのミーティングの案内、講義資料などがメールで通知
- 各回、約70人から80人が参加していた
- 在席確認をしているので休憩時間以外は画面に写っていることが必要
- 前半は、講師による講義。後半は、4、5名のグループに分かれてのグループワークを取り入れた演習講義
私は、短期間で3回受講したので次第に慣れてきたものの、初回はZOOMに慣れていなかったので参加ハードルが高いと感じました。自分の名前の表記を受講番号も含めるよう変更することが必要でしたが、どうやってやるのかおっかなびっくりでした。
3回とも参加者の年齢層も比較的若い方が多かったように思いますが、おそらくオンライン開催だったからだと思います。
グループワークの時以外は、受講者側の音声はオフ設定で、質問事項などがあればチャットでコメントをします。講師の方がコメントに気づかずタイムラグが発生する時もありますが、ご愛敬ですね。
グループワークは、事前に開催者側でグループ分けがなされており、最初のディスカッションでは簡単に自己紹介などしながら討議に入ります。おしゃべり好きな方がいれば自己紹介だけで時間が終わってしまったり、全員が初めての方であれば、沈黙が続くというパターンもあります。
最初のグループワークでは、元気よく挨拶して短めに自己紹介から入りましょう。
大塚商会オンライン研修のグッドポイント
- 在宅で参加できる
- 開催頻度、開催回数、開催内容が充実しており、参加チャンスが多い
- グループワークがあるので、診断士同士での交流の場となる
- 比較的若い世代の方が多いので、刺激になる
- 地方在住の診断士の方も参加されており、普段会えない方と巡りあえる
何と言っても、在宅で参加できることが最大のメリットです!
コロナ禍で外出を避け自宅で受講できることは、対面式の研修に比べて大きな優位性があります。
また、一方的に講義を受けるだけでなく、各講師の方の得意分野のテーマに沿ったグループワークが設定されているので、いろんな世代の方と討議したり意見交換できたりするところが良かったです。
自分もまだまだ錆び付いていないな、とか、若い人に負けないようにもっと研鑚しようとかたくさんの刺激をいただきました。
大塚商会オンライン研修の残念ポイント
- 常時在席確認があり、画面映りが気になる
- 通信不具合で、映像や音声が途切れてしまうアクシデントが起こる場合がある
- せっかく交流できた他の参加者とは、研修のその場限りでサヨナラ
- 受講後の修了証の送付は約一週間後であるため、即日いただける対面式より時間がかかる
ZOOMに慣れていないと、自分がどんな顔で写っているかとか、ちゃんと画面のフレームに入っているかとか、背景に余計なものが映り込んでいないか、など心配になってしまします。バーチャル背景を設定する画面を見ながらチェックしてみると良いでしょう。
通信不具合は、開催者側も気を使っているところです。私が受講した3回の研修では、一時的に通信が途絶えたことはありましたが、研修が中止になってしまうような大きな中断はありませんでした。
修了証は、約一週間後に郵送で送付されますが、届くまでなぜか心配になります。アンケート回答などの修了条件確認などもあるので仕方ないのですが、もう少し早く届くと大変ありがたいと思います。
まとめ
短期間に、まとまった回数の理論政策更新研修を受けたい方にとって、大塚商会のオンライン研修は有効な選択肢だと思います。
開催回数も多いので、選択の幅が広がります。自分の関心の高いテーマや友達になりたいと思うような魅力的な講師の方の回を選んで受講すると良いでしょう。