【日商簿記】日商簿記2級受験記
令和3年11月度の第159回日商簿記検定2級を受験してきました。
受験された皆さま、お疲れ様でした。私は、元々は1級と2級を併願で申し込んでいましたが、1級は手つかずで、2級に絞りました。簡単に振り返りを記しておきます。
会場到着~教室へ
試験会場は、都内某大学のキャンパスでした。大学の正門前から何やら長蛇の列ができていて、とりあえず列に並びましたが、構内に入るとその列は、複数ある棟の一つの奥の方まで並んでいます。
この時点で怪しいなと思ったので、係員の方に質問すると、「なんで列ができているのかわからない」とのことだったので、無視することにしました。
結論、試験会場の一つの教室で、入室ができないために、受験生が行儀よく並んでいたのを、後から来た人たちがそのまま並んでしまったということでしょうか。
13時30分からの係員の説明に遅れてきた人がかなりいましたが、その方たちは、列に並んでしまった人たちかもしれません。
列に並ぶときは、何のための列か確認してから並んだ方がよいですね。
試験開始時間は?
受験票を見ても、説明開始の時間と試験時間(90分)については記載されていますが、肝心の試験開始時間が書かれていません。と思ったら、事前説明が終わり次第スタートという仕組みなんですね。
試験説明について
試験説明での特に注意が必要と思った点は、次の通りです
- 試験中に退出は可能だが、再入室は不可(∴解答終わらないと、トイレに行けない)
- 試験問題・解答は、一切持ち帰り禁止
- 受験票に記載されたもの以外は、机に置いてはだめ(∴時計は置いてもよいのかという質問をする人がいましたが、記載されていないのでだめということでした)
「試験地 東京」と、黒板に書いてあったのですが、問題・解答用紙に試験地を書く欄はなかったと思うので、何のための表示だったのか疑問です。(これに引っ張られて、試験中、何度も試験地記入欄を探してしまいました)
試験中に考えたこと(雑念多し)
説明が終わってからの、流れでの試験開始でしたので、逆に緊張感なくスタートすることができました。おかげで結構雑念が多かった気がします。
- 周囲の人たちの電卓の音が、やたら大きくリズムに乗ってなくて、不快
- 隣の方が、書いては消しゴムで消し、また書いては消しゴムで消す動作で、机が揺れて、不快(消しゴムのカスを机から落としていたが、誰が掃除するんだろうか)
- 時間が余った場合、早く退出するかどうか(実際に退出した方がほとんどいなかったので、時間が20分余りましたが、見直しの時間としました)
- 「本試験問題集」で見かけたような問題が多く、あまり初見の感じしない
試験終了後の感想
税理士試験の簿記論は3時間くらいかかるボリュームを2時間で解答しないといけないので、(高度な判断力で)どこを捨てるかがポイントになったり、いずれにしても完答は望めないので不完全燃焼感が残りますが、日商簿記2級は、時間が絶対的に足らないということはないし、運不運(高度の判断力)に左右されず、実力を発揮しやすいのではなかったかと感じました。
日商簿記2級は、そう何度も受けたい試験でもないので、皆さまの初めての受験が最後の受験となるよう参考になれば幸いです。