在宅勤務のメリット・デメリット
コロナ禍で、在宅勤務などのテレワークが私たちの新しい日常となりつつあります。
50代サラリーマンにとって、この変化はどのような影響が出てくるのでしょうか?
労働者の視点で、在宅勤務のメリット・デメリットについて考察してみました。
在宅勤務のメリット
- 通勤レス:通勤時間の削減による時間的余裕が生まれる
- 通勤レス:豪雨や台風など天候影響を受けずに快適に仕事ができる
- 通勤レス:スーツ代や革靴など服装や身なりを整えるコストが減る
- オフィスレス:基本的にペーパーレスを心がけるようになる
- オフィスレス:パソコンの画面だけで伝わる資料作成スキルがつく
- 職場の目レス:時にはBGMをかけながら快適に仕事ができる
- 職場の目レス:お付き合い残業をする必要がなくなる
- 雑談レス:実務に直結する仕事に没頭することができる
特に首都圏では片道1時間半から2時間の通勤も珍しくありません。往復で3時間から4時間の通勤時間がなくなれば、趣味や家族との時間を充実させることにもつながります。
また、秋の台風シーズンなどは、悪天候で通勤電車の遅延や運行中止などのリスクもありますが、在宅勤務であれば何も問題ありません。
さらに、毎日職場に通うことがなくなりますので、スーツや革靴などは数を揃える必要がなくなります。数を減らすことで得られる経済的効果をオーダースーツなど質を追求することに振り向けることができます。
在宅勤務のデメリット
- 通勤レス:帰りがけの一杯ができなくなる
- 通勤レス:せっかくのオーダースーツを披露する場面がない
- オフィスレス:ビジネスとプライベートの区分が難しい
- オフィスレス:自宅の光熱費が激増する
- オフィスレス:家族の目が厳しくなる懸念
- 職場の目レス:仕事のアウトプットがより定量化される
- 雑談レス:偶発性のアイデアや発想が生まれにくくなる
在宅勤務中は、職場の仲間とはオンライン飲み会でしか飲めません。そうなるとビジネスマンのストレス発散の重要な機会が失われることになります。(?)
また、せっかくオーダーしたスーツも日の目を見る機会がなくなります。1着あたり、年間何度着用できるのかを考えるとスーツに投資するのがバカバカしくなることもあるでしょう。
さらに、オンとオフの区別がつけにくいという問題やワークライフバランスの問題があります。気分を変えるためにお酒を飲むことでビジネスとプライベートの区切りをつけることもありますが、毎日の習慣化で酒浸りにならないように注意が必要です。知らず知らず過重労働になってしまうことにも気をつけましょう。
以外に見落としがちなのが、雑談する機会がなくなることによるアイデア損失とストレス創出です。たまには職場に赴いて、モーレツに雑談したくなる時があります。(何しに職場に行ってるのか?)
まとめ
経営者・管理者などのマネジメントの立場では、また違ったメリット・デメリットがあるのですが、今回は、プレーヤーとしての在宅勤務の整理をしてみました。
在宅勤務は、通勤や職場のしがらみから解放される反面、閉鎖的な一日を送ることのストレスにもさらされることになります。在宅勤務と通常勤務はうまくバランス取っていけるような新しい働き方が今後のスタンダードになると良いと思います。