【宅建士】年度別過去問の活用
宅地建物取引士の本試験まで残すところ10日となってきました。
本日は、私が考える年度別過去問の活用法について、改めて記しておきたいと思います。
年度別過去問活用の目的
私は、年度別過去問※「わかって合格る宅建士過去問12年」 は次の目的で活用することとしています。
- 試験形式に慣れるため
- 課題抽出
- 実力の定点観測
試験形式に慣れることは、緊張状態の中で制限のある試験時間の中で円滑に取り組むために非常に重要です。1級FP技能士試験では、記述式だという認識がありながら、マークシートのイメージが頭にこびり付いていて、試験が始まってからギョッとしてしまいました。
課題抽出とは、本試験までの仕上げのテーマをつかむことです。回答精度UPが課題なのか、スピードアップが課題なのか、マークミスなどケアレスミスが課題なのか?をつかんで、本試験までの実力UPを効果的に行う指針とします。
実力の定点観測は、定期的に年度別過去問に取り組むことで、いつの段階で合格基準点に到達し、実力をキープできているかの確認することです。精神安定のためにも重要かと。実力が下がってくるようだと修正を考えないといけない、、
年度別過去問に取り組んでみての気づき
数年分の年度別過去問に取り組んでみて、次のような気づきがありました。
- 時間は十分
- 後半(宅建業法)から手を付ける
- 解答後は未練なし
まず、試験時間120分に対し、個人差がありますが時間が不足することはないでしょう。よって、時間がなく焦って解答精度が落ちることは考えづらい。迷いある問題には、多少時間をかけても自分なりの根拠を持った解答を導けばよいと思います。
解く順番は、26問目の宅建業法からラストまでを先に解き、そのあと1問目に戻って25問までを解きます。高得点を期待したい宅建業法を先に解くことで、集中力が万全のうちに稼ぐだけ稼いで、しっかりと手応えを感じながら後半を迎えるためです。なお、マークミスの原因になる可能性があるので、細かすぎる順番の入れ替え調整はしておりません。
一旦、解答を導いたら、時間があるといっても、その設問についてはもう振り返りません。その場その場で最適解を出す覚悟をしておけば、あっちこっちへ問題を行き来することがなくなり、マークミスのリスクを低減させることができると考えるからです。
実際に、数年度分の過去問をやってみた実績については改めて記したいと思います。