【中小企業診断士】 コロナ禍の理論政策更新研修受講について
中小企業診断士の登録更新や、休止中からの再開申請の要件として、理論政策更新研修の受講実績が必要となっています。
このコロナ禍で、どのように対応していけば良いでしょうか?
余裕のある方はスルーも可
登録更新の要件として、理論政策更新研修は更新時期までに5回の受講が必要です。更新期間は5年毎ですので、来年・再来年の受講で支障のない方は、今年度はスルーしておくのも一つの選択となります。
協会実施の研修での感染予防対策(20年8月度)
先日、東京都中小企業診断士協会の研修を受講してきました。対策としては、以下のような工夫や配慮がなされており、比較的安心して受講できました。
- 入り口での検温
- マスク着用の事前案内
- 人数は通常の3分の1程度に制限(テーブル一つに1人)
- 会議室ドアの開放による換気性UP
- 手指のアルコール消毒液の準備
- 休憩都度のマスク着用の注意喚起
係員の方々も、フェイスガードにマスク着用で準備万端と言った感じでした。
ただ、受講者の中には、受講中、勝手にマスクを外してそのまま受講している意識の不足している方もおり、残念な気持ちになりました。
講義の合間の注意喚起だけでなく、受講中もマスク着用マナーが遵守されているか確認していける体制が必要かもしれません。
申込については、人数を絞っている関係で、申込開始直後にあっという間に定員に達してしまう状況が続いているようですので、タイムリーな申込が必要です。
※東京都中小企業診断士協会では、このような申し込み状況を配慮して、秋以降の理論政策更新研修の追加設定を実施するようです。(20.9.12追記)
オンライン研修も登場
更新研修の認定機関が、診断士協会以外にも複数認定されるようになってきており、中にはオンラインでの研修を提供しているところもあります。
例えば、大塚商会の理論政策更新研修では、ZOOMアプリを使って、在宅で研修を受講することができます。(在籍確認があるので、サボりはNGです)
研修の性格上、一方通行の研修内容がほとんどなので、オンラインの方がコロナ感染の心配がなく、移動などの時間も削減できるので、試してみても良いのではないでしょうか?
いずれにしても更新期限ギリギリになって、要件を満たせてない!と焦らなくて済むように、計画的に受講しておきましょう。