【FP】1級FP技能士実技試験対策記

21年9月の1級FP技能士の実技試験を受験しましたので、その対策内容について、記しておきたいと思います。

受験までのステップ

1級FP技能士の実技試験に至るステップとしては、1級FP技能士の学科試験に合格するステップと、CFP資格審査試験6科目合格者/CFP認定者となるステップがあります。

私は、後者で20年11月のCFP資格審査試験において6科目合格しましたので、21年9月の1級FP技能士実技試験を受験することができました。

CFPの合格から少し時間が経っていたので、ブランクが気になるところでした。

投入時間と対策検討について

1級FP対策

21年8月に税理士試験の受験予定がありましたので、実質取組は8月20日くらいから9月12日までの約20日間となります。投入可能時間は1日平均2時間として約40時間の見積もりとなりました。

試しに、過去問を一度解いてみたところ、試験時間2時間に対して小問20問の構成であり、税理士試験のように時間不足との戦いということはなく、余裕を持って本試験を受けることができると判断しました。合格率も考慮すると、なるべく少ない時間で効果的な対策としたいところです。しかし、油断大敵、、

対策は、HPで公開されている過去問を数回分やっても10時間足らずで終わってしまいますし、CFPの問題集を全部見直すには時間がかかりすぎるため、どのような対策にするか思案して、次のようなメニューで取り組むことにしました。

インプット対策メニュー

1)CFP試験で作成した自作レジュメの確認: 気休め程度に

2)2級テキストの流し読み:基本事項の漏れが内容に軽くチェック

3)論述対策としてCFPライフテキストの総論部分(業際問題、法令遵守):これは一語一句を意識して 

アウトプット対策メニュー

1)過去問3回分:ほぼ気休めに

2)緑本?と言われる過去問題集:主たる対策 間違えた問題は自信を持って正解するまでフォロー

3)論述対策として、主要な法律の主旨や留意事項をキーワードで押さえて、口述の練習

対策メニューをやってみた感想

・インプットメニュー:テキストを目で追っても、なかなか入ってこない、、やはりアウトプットで引っかかったところをテキストに戻るのが効果的か、、

・アウトプットメニュー:保険の「保険証券の読み取り」は、注意力が問われる。年金や所得税計算は一定のパターンあり、論述は、金融商品取引法と金融商品販売法と消費者契約法が混同してしまいそうだったので、主旨・内容・効果など論点整理をしっかり実施。というようなところを自分としてはポイントにおいた。

試験日前日の状態

上記対策で、論述以外の記述・選択・穴埋め・計算等の問題は主要論点を抑えられた感触はありました。論述についても、及第点は取れるだろうという感覚のもと、想定外テーマが出た場合には、他の受験者も同じ条件なので作文対応すればよいという心境でした。

つまり、よほどのことがなければ大丈夫だろうというそれなりの自信は出てきていたので穏やかに試験本番を迎えることができました。

さてさて、本番での状況やいかに。当日の受験記はあらためて記したいと思います。

grandbliss

「人生100年時代」に、資格やスキルを活かして自由かつ柔軟にチャレンジを楽しみたい50代のサムライ(士)※です。 ※中小企業診断士・社会保険労務士・1級FP技能士

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